夏の甲子園『全国高等学校野球選手権大会』の中止が決定~元高校球児として伝えたいこと~
こんにちは、中山です。
本日は物件情報でもなく、不動産の豆知識でもなく、こちらを通して私の思いを書かせていただくことをお許しください。
私自身も10年前に今回のことが起こっていれば、当事者となっていただけに、思いを綴らずにはいられませんでした。。。
全国の高校3年生の高校球児たちに、少しでも私のメッセージが届けば幸いです。
夏の高校野球の中止が決定
一昨日、ショックなニュースが報道されました。
それは全国高等学校野球選手権大会の中止が正式に高校野球連盟より発表されたとのことです。
新型コロナウイルスの影響で春の選抜高校野球が中止になったのもショックが大きかったですが、それにも増して今回の夏の高校野球の中止が決定したことのショックは春よりも大きいものでした。
特に全国の高校3年生は約2年半の間、激しい練習に打ち込み、甲子園という夢舞台を目指していたに違いありません。
私自身も10年前の当時は坊主頭の高校球児で、甲子園出場を目指して毎日激しい練習に明け暮れておりました。
春に続いて夏も甲子園が中止ということで、目標としていた夢舞台が一気に無くなり、何もやる気が起きないという全国各地の高校球児のニュースを目にするたびに胸が痛みます。
いざ10年前に同じことが起こり、自分自身が当事者になっていればやはり何もやる気が起きない状態になっていたと思います。
ただ10年経った今、振り返ると間違いなく言えることは「将来につながるための高校野球」でした。
私は17年間現役で野球をさせていただきましたが、野球で人格を形成させていただいたと思っております。
そして間違いなく高校時代の3年間が1番濃密で、1番成長できた時期でした。
その分、確かに練習は1番辛かったです。
私の通っていた学校は大阪の私学で野球の強豪校だったため、オフの日も年間で数日しかなかったような学校でした。
それでも逃げ出さずに打ち込めたのは野球が大好きだったから、そして甲子園出場という大きな目標があったからです。
私の場合は惜しくも甲子園には出場できませんでしたが、野球を通して目標に向けて精一杯努力する大切さを学びました。
少しでも上手くなれるようにと自分を客観的に分析した結果、物事を様々な角度から見れるようになり、広い視野が身につきました。
そして何より、一生涯の友ができました。
高校球児の皆さんが積み重ねてきた日々は決して無駄な日々ではありません。
自分自身を成長させるためのかけがえのない日々で、多くの大切なことを野球から学ばせていただいたのではないかと思います。
新型コロナの影響で全体練習ができなかったときも、きっと自分自身で考えて、工夫して練習をしていたのではないでしょうか?
その経験がこれからの人生に必ず活きてきます!
今すぐに気持ちを切り替えて、前を向いて歩きだすのは容易なことではありません。
私は少し立ち止まっても良いと思います。
一度立ち止まり、自分自身を見つめ直し、大きく成長した自分に自信を持って、走り出していってほしいと思います!
【1日でも早く収束することを願っております。】